株式会社mikanから英単語学習アプリ"mikan TOEIC"がリリースされました。
標準版と何が違うのか、またどのような人にオススメなのかといったことをお伝えしていきたいと思います。
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基本システムは標準版と同じ
今回ご紹介している"mikan TOEIC"(有料)とは別に無料で利用できる標準版の"mikan"がありますが、システムの内容は基本的には同じです。
簡単に説明すると、学習方法は2つあり、一つは知っている単語カードが表示された場合は右へ、知らない場合は左へめくっていくカード学習と、もう一つは4択で単語の意味を解答していくテスト形式になります。
しかし、標準版とは若干システムが異なっているところもあるようです。
例えば、標準版ではstudyplusとの連携ができましたが、現時点(2017年5月)では同じように連携することはできません。しかし、今後のアップデートで対応する可能性もありますので期待していきたいところです。
英単語の出題範囲は"出る単600"から!
mikan TOEICでは、既に単語帳として販売されている"TOEIC(R)TEST必ず☆でる単スピードマスター"シリーズの600点突破編から出題されています。
全てで1000語収録されていて、単語だけでなく熟語が多数含まれています。mikan標準版では熟語があまり収録されていなかったのでここは嬉しいところですね。
Rankは20段階に分けられていて、Rank 1〜10は60単語ずつ、Rank 11〜20は40単語ずつ、そして最後に全範囲のまとめの構成になっています。そのうちの4つのRankが全て熟語に割り当てられているので、約200個の熟語が学習できます。
単語の内容は、標準版mikanのカテゴリ"TOEIC英単語2500"と比べると、かなり簡単なものが集められている印象です。
そもそも出題範囲となっている"出る単600"はTOEIC600点以下の人全てを対象としているので、基礎の基礎となる単語から学習したい人向けとなっているようです。
ただ、注意すべきなのは元となっている単語帳の例文などは載っておらず、単語とその訳が使用されているだけになります。
その代わりに標準版でも搭載されている機能でもある、オンライン英語辞書サービスのWebiloを使用することができますので、特に問題はないかと思います。
購入すべきは急ぎで"ビジネス英単語の基礎"を身に付けたい人!
このアプリを使うべき対象者は、TOEICのための基本的な語彙力を身に付けたい人でしょう。
標準版mikanのカテゴリ”センター試験英単語500”や”大学受験英単語2500”よりもTOEICに出やすいビジネス英単語が凝縮して集められているので、グッと基礎を固めてTOEICでは得点を安定させられるようになると思います。
基礎的な英単語ではなく、700点以上、さらには800点、900点の壁を突破したいという方には、上級者編の以下のアプリが出ていますので、こちらをオススメします!
一番必要なのは継続力!
英語の上達に一番必要なのは"継続"することです。
mikanは数分のスキマ時間で気軽に英単語を学べるツールですので、繰り返し学習して英語を身に付けていきましょう!
また、このアプリの上級編もリリースされていますので、気になる方はこちらから!